落ち着いた環境を得る

作業環境

環境によって常識は変わる

こんな時期は静かに人生について考えたいものです。

私は離婚して実家にいますが、この実家というのがかつて建設ラッシュのあったよくある郊外の新興住宅地。そんな新興住宅地のはずれにあるので自然環境的にはとても恵まれています。

こんな新興住宅地はいろいろな地方から集まった人々の寄せ集め。そもそも大都市の近隣府県というのはアメリカのような多国籍の人種(都道府県民)の集まりです。

大都市に住んでいた人間は、特に音については隣近所に迷惑をかけないように生活してきたでしょう。それこそ隣の家が100m、200mと離れている人間は、逆に大きな声であいさつするなど当たり前のことでしょう。

さて、こういった中で生活していくにはどのように生活していけばいいのでしょうか。

相手を思いやる心

かつてリゾートホテルで勤務していたときのことです。ホテルというのは24hいつでも対応できるようにしていなければなりません。レストランやラウンジでも営業時間が長いので交代交代で勤務するのが当たりまえです。シフトというものです。

ほとんどの人間が近くの寮で寝泊まりしているのですが、ここで問題になったのが騒音問題。朝5時に出かけていき早く帰ってくる人間もいれば、朝遅く出かけて行って夜中の1時に帰ってくる人間もいる。そんないろいろな勤務パターンの人間たちがそれぞれ自分のペースで大きな声で物音をたてて生活していたのです。

当然、朝5時の人間が騒げば、夜遅くの人間は起こされます。朝5時の人間が寝ていても夜中の1時の人間が騒げばまた起こされます。

これに「慣れろ」と言っても無理な話です。そこは自分の権利を主張するばかりではなく、いろいろな人間がいることを理解して、気を遣いあって生活していかなければなりません。

我々はそうして争いを解決したものです。

新興住宅地の憂鬱

さて今の生活環境ですが、住宅販売側にも問題がありました。土地の区分けの問題ですが、たいていこのような新興住宅地は山を削って作るもので、平らな場所と斜面の場所とが共存する形となります。そこを無理やり一区画あたりの面積を一律にしようとするので、場所によっては細長い土地ができてしまったりします。

そこに家がたつので家と家の間はとても狭くなってしまっているのです。しかも家の作りはほとんどみんな同じ、北側に玄関があって、南側に居室や寝室がある。

たいてい北側の家は南側の玄関の音を聞きながら生活することになるのです。

そこに先述のそれまでどのような環境で生活してきたかも関係してきます。

無神経な音、音、音

まわりくどくなりましたが、南側の家がうるさいのです。玄関の開け閉めの音、生ごみをコンポスターに入れるまでの一連の音、そしてそのような環境の中でわざわざ玄関の外から中の家の家族に叫ぶ帰りのあいさつ。

先ほどのホテルの話ではないですが、早朝に出かけて、深夜に帰ってくる娘(娘と言っても未婚の45歳ですが)。ドアの開け閉めの音、そして靴をひっかけて地面を踏みながら履く音。

やっと寝れたというときに起こされ、そこから2時間寝れず。朝は自分のスケジュールとは違うタイミングで早朝に起こされる。体調が悪くて昼間に寝ていても無神経な音、音、音。

これはなんとか止めさせましたが、明らかに住宅地で使うはずもないようなけたたましい騒音をたてる樹木の剪定のための機械を使ったときはキレました。しかもうちとの境から突然始めるのです。テレビを見ていればまったく聞こえなくなる。昼寝をしていれば心臓に悪いかと思うほど飛び起きる。風向きが悪ければ、刈った草木の青臭い臭いが部屋を充満する。

これほどの無神経な隣人を、私は40年間(途中違う場所で生活もしていましたが)ほとんど気にしていなったのです。

実は私の父ははらわたの煮えくり返る思いをしてきていたのです。40年間事あるごとに怒鳴り続けました。いまもって考えるとまったく効果はなかったのです。

考えるとはらわたが煮えくり返る。はらわたが煮えくり返ると今度は気にするほどの無いちょっとした音でも気になるようになる。まあ人間とはそういうものでしょう。

人なんか変わらない

さて長々と状況を説明しましたが、そんな田舎の静かな環境の中で騒音対策をしなければ心安らかに生活できないわけですが。

まずは部屋を移動しました。10日ほどかかりましたが、父の物置と化していた部屋を年老いた両親とともに毎日ほこりと格闘しながら片づけました。

やっとの思いで生活環境を変えたのですが、ショックなことに改善はされたのですが、完璧ではありません。

やっと見つけた最終手段

そこでいろいろとwebで調べたのですが、なんと素晴らしいサイトを見つけたではないですか。

それがここです。

Noisli - Improve Focus and Boost Productivity with Background Noise
Noisli is a fantastic background noise and color generator for working and relaxing. Plus Text Editor for distraction-free writing and Markdown support.

簡単に説明すると環境が静かすぎて集中できなかったり、リラックスできないときに、わざと自然に発生しているだろう音を聞くことにより集中、リラックスするというサイトのようです。

雨、雷雨、風、森林(鳥のさえずり)、風でゆれる葉、川(渓谷)、海(さぜなみ)、水の滴る音、火、夜(虫の鳴き声)、喫茶店、電車の車内(線路)、ファン(換気扇)、そして高音から低音までのノイズ。

これらを自由に組み合わせることができ、またそれぞれの音量を調節することができるのです。

ちなみに私は、

朝:森林、葉、川、水、中間ノイズ、低音ノイズ

午後:喫茶店、ファン、中間ノイズ、低音ノイズ

夕方:電車、中間ノイズ、低音ノイズ

夜:海(音量小)、火、夜(音量小)、水、中間ノイズ、低音ノイズ

としています。

夜寝ている間も流しっぱなしです(=PC立ち上げっぱなし)。最初はうるさいかとも思いましたが、睡眠も深くなったと思います(なにより突然おこされませんので)。

ちなみにネットワークの問題でしょうが、PCを立ち上げたり、サインインした直後は音がなりません。しばらく我慢して何度かクリックしているとなるようになります。

 

なんでこんな静かな環境でこんなことをしなければならないのか、と憤るときもたまにありますが、キチガイに人生左右されるわけにもいかないので致し方なしというところではあります。

 

コメント

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。